照明と色温度

おはようございます。善衆建設の伊藤です。

今日は現場見学会最終日となります。前項で照明の話が出ましたので照明のちょっとした豆知識をご紹介いたします。

まず色温度とは光の色合いを示す尺度で、K(ケルビン)で表されます。一般に色温度が低いと赤っぽいオレンジがかった暖かみのある光(白熱灯など)となり、色温度が高くなるにつれて、日中の太陽光のような白っぽい光となります。さらに高くなると、青味がかったさわやかな光(蛍光灯など)となります。
最近では車のヘッドライトでも従来のハロゲンタイプ(黄白色い普通のライト)色温度3000Kと最近増えつつある高輝度放電タイプ(HID)色温度4500K以上のものがあります。高輝度放電タイプ(HID)のほうが昼間の太陽の光に近いので視認性が良いのかもしれません。
室内の照明では、人は太陽が昇ると活動をはじめ、夜になると休むという生活リズムがあります。人の生活リズムは自然界のサイクルが基準になっていて、もっとも影響しているのは自然光(太陽光)といわれています。
人を活動的にし、作業や勉強に適した環境をつくるには色温度の高い、太陽をイメージした青白い蛍光灯などの光を。
心身をリラックスさせ、やすらぎを演出する場合には、色温度の低い、夕日を思わせる赤みをおびた白熱灯の光が最適です。
昼白色の蛍光ランプのような明るく青白い光(色温度の高い光)は気分をさわやかにしますが、照度が低すぎると陰気で寒々しい感じになってしまいます。
一方、白熱ランプのような赤っぽい光(色温度の低い光)は、照度が低いとおだやかな雰囲気になり、照度が高すぎると暑苦しく、不快感を与えます。色温度によってこうした心理効果があります。
照明器具、室内の雰囲気は家つくりをする過程で必ず出てくる課題です。
こうしたことも踏まえて素晴らしいマイホーム建設の参考にしてくださいね!!
では現場見学会でお待ちしております!!

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