家づくりをする上では、どうしてもどんなデザインにするかということに目がいくかと思います。
しかし、そういったデザインを気にするあまり、生活の快適さを度外視した家づくりをしてしまい、後々後悔してしまうというケースはよく見られます。
快適さというのは、家をつくる中で、素材であったり、間取りであったり、様々な要素から感じるものですが、さらに具体的なものとして、住宅設備というものがあります。
これは具体的なものであることによって取り付けるメリットやつけなかった時の後悔がはっきりするものです。
とは言いましても、設備の取り付けということで、それなりに費用のかかってくるものですから、どんな設備を取り付けるべきなのかという取捨選択が非常に重要になってきます。
まずは床暖房ですが、これはつけて良かった設備として満足度が非常に高いと同時に、付ければ良かった設備としてよく挙げられる設備でもあります。
つまり、もし余裕があるなら、非常にオススメの設備ですから、優先順位としては非常に高いと言えます。
床を暖めることで、体の冷えを感じることはほぼなくなり、床からの熱は部屋全体を暖めるので、エアコンによる温度調整も最低限に抑えることができるかもしれません。
次に、埋め込み式の全館空調システムです。
見た目的にも機能的にも非常にオススメの高性能設備ですが、具体的な機能としては、除湿、換気、空気洗浄などを含みます。
お部屋の空気の汚れはご家族の体に大きな悪影響を及ぼす可能性があり、例えばシックハウス症候群や咳による気管支炎など、二次的被害も考えられますので、空気をきれいに保てる機能は非常に嬉しいですね。
部屋が寒いということは、健康面では様々な問題を引き起こす恐れがあります。
部屋の移動に際した気温の急激な変化によって起こるヒートショックと呼ばれる病気も考えられますから、気温を保つためには冷暖房設備をしっかり備えておくことは、優先順位の高い項目ではないでしょうか。
次回も引き続き、オススメの住宅オプションについてお伝えしていきます。