家を過ごしやすい環境にするリフォームおよびリノベーションで、新しい流行となっているのが家の中に太陽光を入れる設計をするというものです。
家の中に太陽光を入れる方法としては、屋根の一部を取り除き代わりに大型の天窓を設置したり、壁面に大型の窓を設置するなどがあります。
なぜ太陽光の光を家に取り込むことが流行になっているのか。それは太陽光を取り入れることで得られるメリットが現在のニーズにあっているからです。
近年において電気料金の値上がりやエネルギーに対する関心度の高まりによって節電意識が高まっています。
家の中には様々な家電製品がありますが、やはり家の中で一年を通して一番電力を使うのが照明ではないでしょうか。
照明器具を夜間に使うのは当然ですが、部屋の構造上どうしても朝から昼間にかけても照明を使わなければならない場合や、天候が悪く家が暗い時に使う場合もあります。
しかし、そこで大きな窓や天窓から自然光を採り入れると昼間の電気代の節約にもなるのです。
それ以外にも美容に関心のある女性や子供のいる家庭にも太陽光は良い影響を与えることがあります。
これまでの太陽光に含まれている紫外線には長時間浴びると身体にとって負担になるため子供や女性はあまり浴びないほうがよいとされてきました。
もちろん長時間強い紫外線を浴び続けるのは良くありませんが、逆に少量の紫外線を浴びることでの体への良い影響についても理解が広まっています。
それは太陽の光を浴びることでビタミンDが体内でつくられることです。
先に言ったとおりに紫外線は強い殺菌抗菌作用を持つため長時間浴びると有毒です。
しかし、人間には元々紫外線から身体を守る力が備わっており、紫外線を浴びていると分かれば脳が体に悪影響を与える前にビタミンの一種ビタミンDを作り出します。
ビタミンDにはカルシウムの吸収を高め骨への沈着を助ける効果があるため骨粗鬆症予防につながる
他にも、体の抗体反応に密接にかかわり病原菌を攻撃する能力を持っているため病気のリスクを軽減してくれるので子供にとって良い効果を発揮します。
さらに女性にとっては紫外線から守るために皮膚を強くするので、若返り効果としてビタミンDは美容にも効果があるのです。
このように太陽の光を採り入れることで、様々なメリットを享受できるのです。