吹き抜けの家のメリットとデメリット

注文住宅を建てる際にどんな家にしようかと悩むかと思います。 そんな中で吹き抜けに憧れる方も多いのではないでしょうか? 開放感があり、広々と感じることができ、圧迫感がないので魅力的です。 今回は吹き抜け住宅のメリットとデメリットについて紹介します。

main980_toyama_ot まずメリットとして挙げられるのが、吹き抜けのあるリビングは、日中の明るさを確保できるという点です。住宅街の狭い土地に家を建てる際に頭を悩ませる一つとしては日中の明るさの確保だと思います。さらに、冬になれば太陽の高度が下がりますので、明るさを確保しづらくなります。

しかし、吹き抜けのある家にすれば、すべて解決することができます。 リビングを一階と二階で分断しないので二階からの日差しが室内を明るくしてくれます。 二つ目は、家族がどこにいるのかがすぐにわかるというメリットです。 一階からご飯ができたことを伝える際、わざわざ二階に上がり声をかけるのは面倒なものです。 吹き抜けがあると一階から呼べるのでとても便利ですよね。 このようなメリットがありますので、注文住宅を建てる際にはぜひ一度、吹き抜けのある家をご検討ください。

次に吹き抜け住宅のデメリットについて紹介します。 一つ目には冷暖房の効率が悪くなることが挙げられます。 一階と二階を分断していると必要な部屋だけに冷暖房をきかせればいいのですが、吹き抜けを取り入れると家全体に冷暖房をきかせる必要があります。

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そうなると光熱費が上がってしまいますよね。 吹き抜け住宅 二つ目は、音が響きやすいということです。 音が響きやすいと、家族の帰りがバラバラになってしまった場合に、睡眠の妨げになることが予想されます。吹き抜けがあるので防音対策もすることが出来ません。

三つ目にはメンテナンスが難しい、つまり掃除などが大変だということです。 吹き抜けの二階の窓ガラスを掃除することなどをイメージしていただけるとわかるかと思います。 せっかく二階部分の窓からの光が部屋を明るくしてくれても、二階の窓の掃除がしにくく汚れていては意味がありません。掃除のことを考え、吹き抜けにキャットウォークを設けるのもいいでしょう。

加えて、お料理したときに出る匂いなどが二階部分まで上がってしまうことも気になるかもしれません。このように、吹き抜け住宅にはメリットもデメリットもあります。 お住いの環境に合わせて決めるといいでしょう。

メリットを生かして、デメリットを無くすために、建築家の知恵を借り、工夫をしてもらいましょう。

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