海辺の住宅の塩害対策

こんにちは、善衆建設株式会社です。

​住宅を購入したい、あるいは一から自分で設計して作りたいという方の中には、立地として海辺がよいと考えてらっしゃる方も多いかと思います。住宅を海辺に建てれば、景色がよかったり、風当たりがよかったりしますし、また、そこに家を建てて住んでいるだけで、気分が高揚するといった方もいらっしゃるでしょう。このように、海辺の住宅には様々なメリットが存在しますが、必ず考慮しておかなければならないデメリットが存在します。それは、塩害です。

 

​海辺の住宅は常に海から吹く風に影響を受けることになります。その風は塩分を含んでおり、その塩分が外壁に付着することによって、外壁の内部に錆が発生してしまいます。そして、この結果として、外壁の劣化のスピードを速めてしまいます。この一連の減少を塩害と呼びます。

17338660

​この塩害に対する対策方法としては、主に3つ挙げられます。

​まず1つ目が、塩害の被害を受けにくい外壁材を選ぶ方法です。外壁材には、様々な種類があり、塩害の被害を被りやすいもの、そうでないものがあります。被害を被りにくいものとして代表的なのが、樹脂サイディングです。この外壁材は、潮風に晒されても、腐りません。また、デザインも万人に好まれるものかと思います。

​2つ目の方法としては、外壁をガラスでコーティングする方法(外壁がコンクリート素材のもの時)です。コンクリートが外壁の場合、コンクリート材の隙間から塩分が内部に侵入し、中の鉄筋を錆びさせてしまいます。こういった侵入を防ぐ方法として、ガラスコーティングをおすすめします。外壁をガラスでコーティングし、覆うことで、外壁の耐久性と防水性を向上させることができます。

画像2-4

​最後の方法として、外壁を水で洗浄するというものがあります。塩害の根本原因は外壁に付着した塩分なので、これを洗い流してしまえば、塩害の発生確率を下げることができるのです。

​塩害は意外とやっかいですので、早めに対策しておくようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>