二世帯住宅のメリット・デメリット

0062[1]0052[1]近年、二世帯住宅にされる方が都心を中心に増えてきています。

二世帯住宅にはメリットもありますし、デメリットもあります。

円満同居のためには、二世帯住宅を建てる際にその両方を考慮し、デメリットを最小限に抑え、メリットを最大限に活かすことが大切です。

そこで、今回は二世帯住宅のメリット・デメリットについて紹介します。

まず、二世帯住宅のメリットの1つとして、金銭的なことが挙げられます。

家を建てる時に親世帯、子世帯が共に費用を分担すれば、それぞれの費用の負担を抑えて家を建てる事ができますし、家へ使える予算も多くなります。

また、日々の生活費や光熱費も親世帯、子世帯が同居する事で別々に住むよりも削減する事ができます。

次に、日常生活での協力もメリットといえます。

子供の世話をみてもらったり、旅行などの外出も安心して出かけることができます。

共働きの家庭が増えてきているので、急に子供が熱を出したときなどに面倒を見てもらえると非常に助かります。

親世帯は、逆に孫の成長を身近に感じることができ、それが生きがいにもなります。

もう一つのメリットは、精神的なものです。

頼れる親族が近くにいることは、精神的にも安心できます。

逆に、デメリットとしては、生活環境の違いからくるストレスが挙げられます。

親世帯と子世帯では、成長してきた時代背景、社会感覚などが異なり、価値観や意識、ライフスタイルにも開きが生じます。

そのため、料理の作り方や味付け、掃除や洗濯の方法などの違いでトラブルになる場合があります。

はじめは小さな不満でも、それが積もり積もって、いわゆる嫁姑の問題に発展しかねません。

また、介護の問題もあります。

二世帯住宅を建てた当初は元気であっても、20年もすれば介護が必要になる可能性が高くなります。

その場合どうするのかをあらかじめ考えておく必要があります。

いつ介護が必要になるかは分からないので詳細まで決める必要はありませんが、家で介護するのか、それとも施設に入る事も視野に入れるのかは確認しておきたいところです。

いかがでしたか?

デメリットも事前に理解しておけば、対策を行うことが可能です。

二世帯住宅をお考えの方は、メリット・デメリットをよく理解した上で考えてみてくださいね。

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