注文住宅を購入される際は、インテリアにもこだわりたいものですよね。部屋のインテリアの一つとして、照明があります。
光は人類の生活に大きな影響を与えてきました。
太陽の光が日中は、人々は活動的になります。光の少ない暗い夜には、人は眠りに落ちてしまいますよね。
暗闇の中、ロウソクの暖かな光を見ていると、だんだん眠たくなるのも、人類の本能的性質なのです。
照明の明かりによっても、生活する方は無意識のうちに大きな影響を受けています。
毎日生活するお部屋の照明を工夫することで、より快適に過ごすことが可能です。
今回は、照明が人間に与える、心理的効果をご紹介します。
●照明が与える心理的効果
・食欲が左右される
温かみのある暖色の光は、食欲を増進させる働きがあります。
温かみのある光に照らされた料理は、美味しそうに感じますよね。
ダイニングやキッチンでは、暖色系の暖かい照明を用いることをお勧めします。温かみのある部屋で、家族と暖かな食事を楽しむことは、理想の生活ではないでしょうか。
・行動スピードに影響を与える
白や青白い照明を使用している場合、人は無意識のうちに行動スピードが速くなると考えられています。温かみのある光に比べて、白や青白い色は、緊張感をもたらす効果があると言われています。
特に、朝の支度を行うお部屋やリビングでは、白や青白い照明を用いることで、準備が早くなるかもしれません。
・体感温度を左右する
日当たりの悪い、寒いと感じる部屋に、暖色系の照明を用いると、体感温度が高くなります。また、熱いと感じる部屋には、白や青白い寒色系の照明がお勧めです。
照明によって、省エネ効果も期待できるかもしれませんね。
●最後に
今回は、照明が生活する人間にもたらす効果についてご紹介しました。
どのような色の照明をどこに使用するのか、照明一つで日々の生活に、影響の変化をもたらします。
注文住宅を検討されている方は、ぜひ照明にもこだわりを持ってはいかがでしょうか。