「リフォームをして基礎の頑丈な家にしたい。」
「建築において、基礎ってどれくらい大事なのかしら。」
リフォームをする際、このように建物の基礎について考える方も多いのではないでしょうか。今回は、基礎の中でも特に「ベタ基礎」の特徴を紹介していきます。
建物における「基礎」とは
「基礎」とは、家の荷重を地面に伝える部分のことを指します。
重たい家からかかる荷重を均等に地盤に伝えることで、地盤沈下や住宅の損傷を防ぐのです。現代の木造住宅建築では、「布基礎」か「ベタ基礎」が使われるのが一般的でしょう。
ベタ基礎の特徴
ベタ基礎は、壁部分だけではなく床下全体にコンクリートを打って作る基礎のことです。
地盤と接している部分が広いので、家の重さが分散され、安定性がより高くなります。
建物自体が重かったり、地盤か弱かったりする場合、このベタ基礎の採用が必須といえるでしょう。
また、地震や台風の衝撃を効果的に地盤に逃すことも可能になります。
さらに、防湿フィルムによって地中からの湿気が上がりにくくなり、木材の腐敗やシロアリの被害を防げるのも特徴の一つです。
基礎をリフォームすることで、将来性のある安定した家づくりができることでしょう。家族が安心して過ごせるよう、ベタ基礎へのリフォームを考えてみてはいかかですか。