■概要
家づくりは大きく分けて5つの段階に分けられます。
1準備と計画
2土地・間取り・業者を選ぶ
3契約
4着工・工事
5引き渡し・確認
今回は5の引き渡し・確認についてお話させていただきます。
工事が完成すれば、いよいよ引き渡しです!
しかし、工事が終わってすぐに引き渡しというわけにはいきません。新たな生活を今すぐにでもスタートしたいと思いますが、ここは将来もずっと暮らせる安心できる家の為に注意しておくべきことについてお話させていただきます。
■完成検査
工事が終わった後に引き渡しを受ける際に施主によって「完成検査」をするのが一般的です。
完成検査とは工事の担当者から図面や仕様書を基に説明を受け、「図面通りの仕上がりになっているのか」を確認するものです。1人だけでは気づかないことや見落としがあるので、できるだけ住居者全員が立ち会って確認するようにしましょう。
キッチンや収納などは使う頻度が高い人がチェックすることをおススメします。
この際、不具合や傷などを見つけた場合は「いつまでに・どのように修理するのか」を書面にして取り交わすことで後々のトラブルを防ぐことができます。
■重要書類
引き渡しの際に工事完了確認書が渡されます。これは契約内容通りの工事が完了したことを示す書類の事です。内容が工事開始後に変更になった場合であれば、着手前の図面だけでなく、変更が反映された図面も必ず受け取ってください。
また、業者が工事中の写真を撮影しているのであれば、その写真を受け取りましょう。将来トラブルが発生した際にその写真が解決に繋がることもあります。
工事の内容に問題がなければ署名しましょう。
この内容には「アフターサービスと保証」について含まれているので、アフターサービスの内容に納得してからサインするようにしましょう。
■まとめ
工事が終わったら出来るだけ多くの人と完成検査をしましょう。さらに重要書類は中身とアフターサービスを確認してからサインすることが重要です。しっかり確認してくださいね。