新築住宅を購入した時、分譲する会社や建築を行う会社が必ずしもアフターサービス基準を用意しているとは限りません。
大手のハウスメーカーなどのように、年間の住宅供給数が多い企業などの場合、契約時や引き渡し時にアフターサービス基準について書面で交付を受けることが出来る場合もありますが、中小の工務店などでは基準を作成していない会社が多くあるのが現状です。
なお、弊社はしっかりとアフターサービスに関する基準を作成しているのでご安心ください。
住まいのアフターメンテナンスは購入後や建築後に生じる事がある、クロスのめくれ、床下での漏水、床鳴りなどの不適合を指摘する事で、無償で修理を行って貰える保証、耐久性の保証なども盛り込まれています。
次の2つのポイントに注意してアフターフォローを確認すると良いでしょう。
1.保証期間
まず一つ目のポイントとしては、保証期間があります。
では、保証期間が長い業者を選べばいいのかというと、そうではありません。
一般的に、新築を建てる際のアフターメンテナンスの保証期間は最大で15年ほどです。
そのため、優良業者の保証期間は、5年から15年ほどに設定されているのがほとんどです。20年以上の長い保証期間を設定している業者は、怪しいと思っておいた方がいいでしょう!
2.保証内容
二つ目のポイントとしては、保証内容があります。
保証内容は、とにかく具体的に明記されているかどうかが重要です。
例えば、何も具体的な内容が提示されずに、「10年保証」などと保証書に書かれている場合は、実際に修理を依頼すると、「保証の範囲に入っていない」ということで修理をしてもらえない可能性もあります。「○○の箇所は5年、△△の箇所は10年」というように、具体的に明記されている業者に依頼しましょう!
ちなみに、引き渡し時に内容の確認をした場合、必要な保証が盛り込まれていないケースもあるので、契約時に閲覧させて貰うのがポイントです。
住まいのアフターサービスの有無は、これから長く暮らす住まいの安心を得る事にも繋がるので、アフターメンテナンスの有無だけでなく、項目や期間をチェックしましょう。