住宅ローンの負担を減らすための住宅ローン控除は、制度を利用するために確定申告の手続きを済ませることが必要となります。確定申告は購入・入居した年の翌年1月から3月15日までに行うことになりますので、それまでに必要な書類を集めよう。
必要となる書類は、まず源泉徴収票、住宅ローンの年末残高証明書、建物の全部事項証明書、物件の請負契約書あるいは売買契約書です。全部事項証明書と売買契約書については土地も一緒に購入したときには、土地に関しても用意しておかなければいけません。書類によっては取り寄せるために日数が必要となりますから、確定申告の期日を過ぎないように余裕を持って行動をしましょう。
書類が整ったら、(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書を記入していきます。
どのように書いていけばよいのかは、国税庁のホームページに書き方のマニュアルが公開されているので、参考にしながら間違いのないよう記入をしていきます。
それが終わったら確定申告書に記入をしていきます。住宅ローン控除ではA様式と呼ばれる書類に記入をしていきます。
パソコンが使える方は「確定申告書等作成コーナー」を用いることで、簡単に記入していくことが出来ます。
確定申告書が完成したら、最初に用意して必要書類をもて、住んでいるところの税務署に直接提出するか郵送をして下さい。
会社員のように給与所得者である場合には、初年度の確定申告を済ませれば、あとは年末調整で終わらせることが出来ます。
年末調整に切り替えたいならば、確定申告書で控除証明書の要否という項目に丸を入れておくことで手続きが出来ます。
書確定申告書を記入、提出するためには、平日の昼間に時間をつくらなければいけないので、仕事で忙しいという人は手続きをすることが難しい点があります。そのようなときには税理士に確定申告代行を依頼するという方法もあります。