注文住宅のデザインでは、シンプルさを求めることも必要です。シンプルだけどあたたかみのあるデザインは今人気です。コンパクトだが無機質すぎない外観や、大きな窓から光が差し込むような家に人気が集まっています。そんなデザインをお求めなら、ぜひ弊社にご相談ください。
注文住宅のデザインは二つの傾向があります。一つは外観に出っ張りや引っ込みなどで変化をつけ、或は、装飾金物などにより飾りつける方法です。一方、外観をシンプルにし、装飾も最小限に抑える方法です。プランが同じでも、外観のデザインにより、建物の印象は異なります。
屋根のデザインを見ても、日本の住宅の屋根はシンプルです。中国や韓国の建物の屋根は、先端が跳ね上がっています。ヨーロッパは直線的な屋根ではなく、曲線を用いた屋根が用いられています。国や地域により、デザインには大きな違いがあることがわかります。
時代によっても建物の外観は異なります。中世のヨーロッパは、建物の外観に過度な装飾がされていました。時代が近代となり、合理性が求められるようになると、建築も装飾を排除したシンプルなデザインがされるようになりました。モダニズムと言われる建築は、装飾を排除して機能を重視したデザインの方法です。
現代の住宅では、デザインは多様化しています。特に日本においては和風以外にも、様々な様式や考え方が取り入れられています。急勾配の屋根とすることで洋風のデザインとすることが可能です。勾配屋根を設けない陸屋根は、デザイン住宅で見られる形です。
注文住宅のデザインをシンプルとする場合でも、部分的に装飾的な要素を取り入れることで、シンプルさを引き立たたせることができます。屋根のない総2階の住宅の場合は窓でアクセントを取り、一部が2階の住宅では屋根でアクセントを取るなどの方法が考えられます。
屋根のデザインは、機能的な面からもシンプルさが求められます。屋根は形を複雑にすると水の流れが滞り、雨漏りの原因となります。デザインは建物の機能とも、大きく関わりがあります。